しさくろく

試作録、思索録、詩作録、…etc

瞑想

悟りはきっとみんなが思っているようなものではない

記事タイトルは、マインドフルネス考案者であるジョン・カバットジン先生著作の『瞑想はあなたが考えているものではない』にちなんだもので、内容は関連はあるけれど直接的に関係ないのであしからず。 瞑想はあなたが考えているものではない (マインドフルネ…

静と動: 集中できないときはこのバランスを見直す

"static and dynamic" by illustroke 仕事でなかなか集中できないときがあるのだけれど、そういうときは一度頭を空にすると冷静になれて集中できることがある。 頭を空にする手段は瞑想でもなんでも良い。 その瞬間に何が行われているのかな、とふと思ったと…

自己肯定感を上げる必要はない 〜 ありのままを捉えること、肯定・否定を超えたもの

過去に書いてきたいくつかの記事で、禅やマインドフルネスを通じた仏教的な概念を自分なりにいくつか考察してきたけれど、そのなかでも、自己肯定感に関することを記事にしておきたいと思う。 なお、この記事だけで正確に伝えきれるかわからないので、いつか…

禅定と正念

以前の記事で、Beyond Mindfulnessを読んだという記事を書いた。 マインドフルネスを越えて作者:バンテ・H・グナラタナサンガAmazon 内容についてさほど言及していなかったけれど、この前作『マインドフルネス』がヴィパッサナー瞑想の本だとすると、この本…

アウフヘーベン

久々の更新かもしれない。 最近、『マインドフルネスを超えて』(原題: Beyond Mindfulness In Plain English)を読んで、とてもよくまとめられている本だと思った。 マインドフルネスを越えて作者:バンテ・H・グナラタナサンガAmazon 昔から分厚い本を読む…

ヘルプマーク的な

今まで、SNSなどのプロフィールに「指定難病78-2」と書いてきたのだけれど、やめた。 理由は単純で、今まではそれ以外に書いていたプロフィールが長かったのだけれど、今は四字熟語並みに短い言葉しかなく、難病と書くと目立つようになってしまったため。 そ…

映像と妄想

リラックスする方法ってたくさんあると思うだけど、昔はよく動画とかゲームでリフレッシュしていたのが、最近は眼精疲労が辛いのであまり観なくなった。 例えば散歩したり温泉に行ったりなども良いけれど、例えば遠くを見たりとか、手軽な方法をいつも模索す…

いまを無心に

新年を期にブログのサブタイトルを「いまを無心に。」に変更した。 どちらかというとブログトップの画像変更の方が主目的ではあったけれど、以前のサブタイである「書く瞑想の記録」とさほど意味は変わってはいない。 今年の年末年始は珍しく一人で過ごした…

どっちでもいい

「洋食にしようか和食にしようか」「どっちでもいい」 どっちでもいいって答えられると若干戸惑う。 けど、人生の大抵のことってどっちでもいい。 大丈夫とか、安心してとか どちらでも良いというのは、選択肢が残されていて素晴らしいと自分は思うのだけれ…

ジャッジをしない

前の記事で、考えないことの大切さに言及したのだけれど、さらにジャッジしないことはもっと大事だと思う。 確か同じタイトルで以前記事を書いたことがあるように思うのだけど、それでもあえてまた書くのは、ジャッジしないということは意識をしていないとと…

考えなくても良い理由

前の記事の最後で、思考の必要性について議論してみたのだけれど、もう少しだけ掘り下げてみたいと思う。 よくマインドフルネス等では、「考えない」というのが良しとされている。 その理由について、言語や言葉で説明するというのはとても難しいのだけれど…

無駄の価値

(書く) 瞑想と幸福感 自分の思考を垂れ流すというのは、自分以外にとって価値があったりするのだろうかと思ったりするけれど、このブログの趣旨が「書く瞑想」というのもあるし、最低限の推敲はしつつ、そのまま思考を垂れ流すことにする。 このブログでは何…

転職5ヶ月目の振り返り:安心感の有り難さ

転職して以来、目まぐるしく毎日を過ごしていたので、4ヶ月ほど経ったここらへんで一度内面を振り返ってみようと思う。 キー配列の選択とストレス度合いの相関 そういえば、新下駄配列とProgrammer's Dvorakを習得して気づいたことが、自分は急いでいるとき…

森林浴のできる都心暮らしと、内面の変化

今日は引っ越した場所に近い "都会の里山" で森林浴をして、とても癒やされた。 とても良い森林で、このブログの趣旨にも合っているように思ったので、多少恥ずかしいが自撮りしてブログのヘッダ画像にしてみた。 引っ越しの目的は職場に近い場所への移動で…

雑記: 改造ポメラと書く瞑想

ここ最近、このブログでも一度紹介した改造ポメラでいつも寝る前に雑記をして寝るのだけれど、たまにはブログで公開しても良いかと思ってそのまま雑記を書き出してみることにする。 電子文具としてのポメラ そもそも改造ポメラとはいえ、新下駄配列+Programm…

回復力と"マインドフル度"の関係性

最近季節の変わり目で、若干体調を崩していた感があったのだけれど、今日の福岡は非常に温かかったのもあり、ずいぶん調子を取り戻した感がある。 そういう、一種の運命めいた体調の変化というのはどうしようもなく、例えば自分は寒いのが非常に苦手なので、…

"思考の寸断" こそがマインドフルネスの面白さ

先日QIitaにマインドフルネスについての私見の記事を書いたところ、思いのほかたくさんの人に読んでもらうことができて、本当に嬉しい限り。 qiita.com そこでというわけでもないのだけれど、この記事ではマインドフルネスで陥りがちなポイントについて書い…

瞑想と対話、何もしない勇気

最近毎朝だいたい5時ごろに起きて、コワーキングに出勤して仕事を片付けるのが日課になっているのだけど、早朝の静けさはとても心地良い。 昔からシーンとした時間に一人集中して作業するのがとても好きで、年齢的に深夜であることが多かったのだけど、最近…

3日間の宿泊禅体験で変わったこと

2ヶ月ほど前に、ふと思い立って京都の宝泉寺禅センターの禅体験に参加して、そのことを知人に聴かれるたびに都度話しているのだけど、記録としてはどこにも書いてなかったなと思って、なんとなくブログに書いてみることにした。 宝泉寺禅センターがどんな禅…