しさくろく

試作録、思索録、詩作録、…etc

マインドフルネス

悟りはきっとみんなが思っているようなものではない

記事タイトルは、マインドフルネス考案者であるジョン・カバットジン先生著作の『瞑想はあなたが考えているものではない』にちなんだもので、内容は関連はあるけれど直接的に関係ないのであしからず。 瞑想はあなたが考えているものではない (マインドフルネ…

静と動: 集中できないときはこのバランスを見直す

"static and dynamic" by illustroke 仕事でなかなか集中できないときがあるのだけれど、そういうときは一度頭を空にすると冷静になれて集中できることがある。 頭を空にする手段は瞑想でもなんでも良い。 その瞬間に何が行われているのかな、とふと思ったと…

禅定と正念

以前の記事で、Beyond Mindfulnessを読んだという記事を書いた。 マインドフルネスを越えて作者:バンテ・H・グナラタナサンガAmazon 内容についてさほど言及していなかったけれど、この前作『マインドフルネス』がヴィパッサナー瞑想の本だとすると、この本…

アウフヘーベン

久々の更新かもしれない。 最近、『マインドフルネスを超えて』(原題: Beyond Mindfulness In Plain English)を読んで、とてもよくまとめられている本だと思った。 マインドフルネスを越えて作者:バンテ・H・グナラタナサンガAmazon 昔から分厚い本を読む…

無駄の価値

(書く) 瞑想と幸福感 自分の思考を垂れ流すというのは、自分以外にとって価値があったりするのだろうかと思ったりするけれど、このブログの趣旨が「書く瞑想」というのもあるし、最低限の推敲はしつつ、そのまま思考を垂れ流すことにする。 このブログでは何…

回復力と"マインドフル度"の関係性

最近季節の変わり目で、若干体調を崩していた感があったのだけれど、今日の福岡は非常に温かかったのもあり、ずいぶん調子を取り戻した感がある。 そういう、一種の運命めいた体調の変化というのはどうしようもなく、例えば自分は寒いのが非常に苦手なので、…

"思考の寸断" こそがマインドフルネスの面白さ

先日QIitaにマインドフルネスについての私見の記事を書いたところ、思いのほかたくさんの人に読んでもらうことができて、本当に嬉しい限り。 qiita.com そこでというわけでもないのだけれど、この記事ではマインドフルネスで陥りがちなポイントについて書い…

瞑想と対話、何もしない勇気

最近毎朝だいたい5時ごろに起きて、コワーキングに出勤して仕事を片付けるのが日課になっているのだけど、早朝の静けさはとても心地良い。 昔からシーンとした時間に一人集中して作業するのがとても好きで、年齢的に深夜であることが多かったのだけど、最近…

デスクで結跏趺坐24日目: 靴を履く、椅子を変える

最近、仕事中も結跏趺坐をするという練習を始めて、24日が経過したので、そろそろブログに書いてみる。 ずっとTwitterに記録していたので、とりあえず貼る。 ふと、瞑想するとき坐布があると姿勢が崩れにくいので、試しに椅子にも坐布を敷いてみたら良さげだ…

打鍵すること、無心になること、その楽しさ

今回の記事は少しメタな内容。打鍵について自分の思う精神性と思考整理。 打鍵を楽しくするために始めた新配列 自分がここ数ヶ月使っている配列、新下駄+Programmer's Dvorakを使い始めたきっかけは、自分が毎日打鍵している行為を、自分自身が楽しくないと…

3日間の宿泊禅体験で変わったこと

2ヶ月ほど前に、ふと思い立って京都の宝泉寺禅センターの禅体験に参加して、そのことを知人に聴かれるたびに都度話しているのだけど、記録としてはどこにも書いてなかったなと思って、なんとなくブログに書いてみることにした。 宝泉寺禅センターがどんな禅…

過集中や脳疲労に、なぜマインドフルネスが効果があるのか

ブログを立ち上げたものの、結局何も記事を書いていなくて、これが初記事です。 今までもいくつかブログをやっていて、ブログに限らずですが、何かを始めるのってすごくエネルギーが要りますよね。 制作活動は集中力が必要で、頭が疲れる 制作活動をしている…