静と動: 集中できないときはこのバランスを見直す
仕事でなかなか集中できないときがあるのだけれど、そういうときは一度頭を空にすると冷静になれて集中できることがある。
頭を空にする手段は瞑想でもなんでも良い。
その瞬間に何が行われているのかな、とふと思ったとき、静と動のバランスを身体が自然と取っているのだろうと感じる。
静と動は、例えば副交感神経と交感神経と言い換えてもいいし、自律神経と言い換えてもいい。
例えば自宅にいてテレビや棚にあるお菓子などに目移りして集中できないとき、眠くて集中できないとき、会議続きで一人の時間が取れないとき。
こういうときは、静と動のバランスを見直すと、整ってくる。
瞑想などはこのバランスを一度センターに戻す作業であると思うのだけれど、ニュートラルに戻す時間を取ることも惜しいときは、次点として、静なら動へ、動なら静へ試しにもっていこうとすると良い。
ただ、急に無理な状態遷移をすると無理がたたるので、いろんな弊害が起こることがある。
だから、できるだけニュートラルに、中道にいるのが一番抵抗感は少なく、急に状態を移すよりも一度中立域を経由するのが、少し冷静になる瞬間を挟むことができて良い。
また、仮に集中できていたとしても、周りがみえないほど没頭すると、これもまた弊害を生む。これについては、禅定の考え方が役に立つのだけれど、長くなるのでまた別の記事で解説できればと思う。