Astarte+配列練習 12日目: 心地よさ
11日目くらいからだいぶサクサク打てるようになってきて、プログラミングの写経や英語の名言、日本語タイピングなどを続けているのだけれど、本当にどれをとっても心地よくて感動する。
まだまだ打鍵速度は決して早くはないのだけど、それでもまだまだ打ちたいと思う心地よさは本当に素晴らしいと感じた。
特に打っていて楽しいのはやはり英語で、Astarte+の元にしたAstarteバーストの原作者である @tome_narubi さんが英語打鍵を練習していてハマっていたというのが、とても良くわかる気がする。
最初気になっていた左手偏重傾向も、オリジナルのAstarte配列に比べてAstarte+は随分と軽減されているし、他の配列に比べて右手小指側に寄っているキーも、実際の出現頻度はそれほど高くなく、なかでも頻度の高くて打ちづらい、pro
や ps
にさえされてしまえば違和感は少ない。(個人的にはそれよりも world
の ld
が打ちづらいが、最適化はできそうな気もする。)
ちなみに自分がProgrammer Dvorakとの統合作業でいじったのは記号部分のみで、C
の位置はAstarte / Astarte+のどちらの位置を取るかは正直好み。
Astarte+の楽しさは、懐の深さ
個人的にAstarte+を改めて気に入ったのは、やはり設計思想にある「日本語も英語もプログラミングも楽に打てる」ということ。
以前自分がDvorakをどうしても仕事で使わなかったのが、プログラミングで出てくる頻出語が打ちにくい、日本語が打ちにくいという理由がおそらく大きかった。
また、大西配列も少し試したものの、日本語はローマ字配列の中では特筆レベルで快適であった一方で、英語打鍵はやはり一部の頻出単語に辛さが残った。(左右バランスは最高だったと思うので惜しかった。)
一部に特化した配列というのはものすごく快適なのだけれど、やはり業務範囲のカバーエリアで見ると一部ということになると、ひょっとすると、自然と業務では使わなくなってしまうのかもしれない。
そういう意味で、日本人のプログラマーが必要であろう領域を全て一つの配列でカバーしようとするAstarte (+) 配列の試みは、素晴らしいと思う。
Astarte配列の原作者である@neinvalliさんがDvorakをしばらく試していたということで、多分にDvorakのエッセンスが引き継がれていて、それゆえに左手偏重傾向も一緒に引き継がれてはいるのだけれど、Dvorakで英語を打鍵してみて違和感のなかった方なら、自分に限らず、Astarte (+) 配列はきっと手に馴染んでくれるのではないかと思った。