大西配列を試す
前回のAstarte配列練習記録で書いたように、Astarte配列は特に左手偏重が強く、また、左手の連続ストロークが打ちにくい問題がAstarte+に変えても個人的にはあまり改善しなかったため、大西配列も試してみることにした。
自分が練習を開始したのは、例のごとくProgrammer Dvorakとミックスした以下のバージョン。
以前、大西配列はのパッと見の所感では、打ちにくそうに感じていたのだけれど、実際打ってみると非常によく考えられていて打ちにくいストロークはほとんど存在せず、素晴らしい配列だと感じた。
気になっていた Z
が左にある理由は、ZI
の代わりにJI
を打たせるためであった。L
が左にあるのも、Astarte配列を練習して左手のアルペジオに慣れてからだとそこまで違和感はなかったし、AstarteやDvorakとかなり似た配列だったので、移行も比較的スムーズだった。Qwertyとの親和性もある程度考えられていて、Ctrl + Z, X, C, V, Qが保持されているのも好印象。
以前も書いた通り、ローマ字配列は覚えやすくて気楽に切り替える楽しみがあるように自分は感じていて、まさに大西配列はそれを体現しているように思う。
強いて言うなら、日本人の個人名が付いた配列というのは結構珍しい気がしていて、そこに若干の抵抗感はあったのものの、よく考えればDvorakも人の名前だし、日本人が考えたローマ字が打てる配列ということで愛を込めてOnishi layoutと呼ばれると考えるとあまり違和感はない気もしてきた。
あとはこれでVimとかを打てるのかとか、細かな問題はたぶん追々出てくるだろうけど、きっと慣れだと思う。