しさくろく

試作録、思索録、詩作録、…etc

ひと呼吸

久々のブログ更新。

そういえば、ずっと悩んでいた坐骨神経痛は、結局、腰椎間板ヘルニアだった。原因がわかって一安心。

たぶんだけど、スタンディング作業ができなくなったのも、バランスチェアに座れなくなったのも、痛みや痺れが出だしたからのようで、それ自体が原因というわけではなさそう。でも、姿勢を見直すきっかけになってよかった。

まだ完全によくなったわけではないけれど、リハビリもあってか随分と楽にはなってきたし、意外と人間なんでも慣れるもんだと再認識。

椅子に長く座るのが辛かったので、仕事以外でパソコンに触れることが減ってしまったので、こうして落ち着いてブログを書くのも久々な気がする。

自分はパソコンでリラックスするときだけ、打鍵配列を変えているので、新下駄配列やAstarte+を打つのもとても久しぶりな気がする。仕事ではなぜかQwertyしか使わないようになってしまったのだけれど、新配列の流れるような穏やかな打鍵感と、思考と指のストロークが滑らかに一致するのが心地よい。

おもえばこのブログも、新配列を練習するために作ったようなもので、技術記事はQiitaZennに記載しているし、作ったものはSNSで発信してしまうので、こちらのブログは完全に思索録となっている。

私文的な中身が多いので需要があるのかどうかはよくわからないけれど、案外読んでくださる方がいるのでありがたいし、腰の痛みが引いてきたらまた少しずつ記事投稿を再開していければと思う。

ところで表題についてだけれど、気分的になんとなく"ひと呼吸"というのもあるけれど、最近ひと呼吸おくことの大切さを身に沁みて感じる。

椎間板ヘルニアとかみたいな病気もそうだし、引っ越しや転職などのストレスもそうだけれど、人生においてはいろんな波がくるし、その度にいろんなことを考えたり、実験したり、悩んだり救われたりする。

特に自分の身に起こっていることは、結構焦ったりとか、不安に駆られたりとかするわけで、そういうときこそ、ひと呼吸というのが大切だと、改めて思う。

禅やマインドフルネスにおいて、瞑想の始まりは呼吸を観察することから始まるとよくいわれているけれど、ひと呼吸おくことで間を設けることができて、一瞬だけ、思念から行動に移す前のラグを作ることができる。

このラグがあることで、いま考えていることが本当に実行に移すべきことなのかを思案することができるし、ふと心を落ち着けることができる。

間髪入れずに次の行動に移れるというのは素晴らしいことでもあるし、ひと呼吸を入れれることも、どちらも大切なことではあるのだけれど、人間というのは案外極端なもので、行動規範や偏りが生まれがちで、特に焦っていたり忙しいと、その無意識の規範や偏りで行動が行われがちになる。

そういうとき、ふと、ひと呼吸をおくというのが、雑念を整理するきっかけになったり、心を落ち着けるきっかけになればと思う。