しさくろく

試作録、思索録、詩作録、…etc

やまぶきRで新下駄配列+Programmer's Dvorak

やまぶきR上で新下駄配列とProgrammer's Dvorakを組み合わせて使える設定ファイルを作ったので、Gistにアップ。

実は前から作ってたけど、Dvorakに全然習熟できてなかった時に作っていて設定ミスがあり、今回きちんとチェックして作り直した。

一点注意として、$~の入力がエンターキー付近の記号キーとなるせいか打てないことがあるので、新下駄配列風にFV同時押し(新下駄では)、JN同時押し(新下駄では)にも割り当てた。

JIS配列用だけれど、US配列にもちょっと修正すれば対応できるはず。たぶん。

新下駄+DvorakP.yab · GitHub

gist.github.com

Karabiner-Elements JIS用Programmer Dvorak配列

以前、Karabiner-Elements用のJIS向けDvorakレイアウトを作って以来、JIS用Programmer Dvorak配列は作っていなかったので作成した。

前回と同じく、US版を元にJIS版に書き換えた。CmdQwertyなのも同じく。

drive.google.com

コードはGitHub Gistにもアップした。

programmer_dvorak_cmdqwerty_forjis.json · GitHub

新下駄配列練習213日目: B~Dに落ち着く

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前の投稿から随分間があいてしまったけど、新下駄配列の打鍵スピードはそう大きく変わらず。

普段はタイプウェルを全くやっていなくて、いつもこのブログを書くときに記録用としてプレイしているので、2位・3位の記録が前回の記録であることからも、そう速度が変化していないことがわかる。

ここ数ヶ月は特に打鍵スタイルや使い方も前回とそう大きく変わっていなくて、Qwertyと新下駄配列の両刀遣いなのも変わらず。Slackとかですごく早いレスポンスが求められるような打鍵はQwertyで、そう急がない日常の打鍵から、長文を書くのは新下駄という使い分けも、ほぼ今まで通り。

ちなみに切り替えはやまぶきRですぐオン・オフできて、自分はオン・オフにPauseキーを割り当てている。時々、新下駄+Dvorak、Programmer Dvorakに切り替えたりもするので、そういうプロファイル切り替えがサクサクできるのはエミュレータのありがたいところ。

Dvorak記事に分けて書いたほうがいいかもだけど、Dvorakの習熟はやっぱりというかあまり進んでいない。英文の打鍵も新下駄のように快適にしたいと思って新下駄+Dvorakとして始めて、打鍵自体はすごく快適なので練習自体は定期的に実施中。ただ、急がないときはできるだけDvorakで打つので一応ブラインドタッチはできるものの、かな打ちは新下駄で打ててQwertyでも打てる上に、Vimとの相性問題があるので、実際そんなにDvorakへの移行は進んでいない。

新下駄とDvorakを組み合わせて使えばすごく打鍵は快適だろうなと思ったんだけど、やっぱり思い切ってQwertyを封印するくらいの勢いがないとなかなか移行は難しい。VimDvorakで使えるように訓練しさえすれば、プログラミングをDvorakに移行できるのですごく打鍵量が増えて一気に習熟すると思うんだけどな。

新下駄配列を練習していたパターンのように、休日にのんびり文章を書くような練習ができればいいんだろうけど、休日にのんぴり英文書いたりのんびりプログラムを書いたりって個人的に考えづらいので、新下駄配列のときのようなうまいスイッチができないのが最近の悩みどころ。

蛇足:Dvorak vs Qwerty

ちなみに、新下駄のときはそう意識しなかったこととして、DvorakにするかQwertyにするかでは結構いろんなことで悩む。ショートカットキーはどうするとか、VimのようにQwerty前提で設計されているものはどうやって折り合いつけるかとか。自分はショートカットキーはCtrl押下時にQwertyにすること(いわゆるCmdQwerty配列)で折り合いをつけているけれど、Vimは絶賛悩み中。

そういう意味で、かな配列というのは案外、ローマ字配列のように微妙な部分で悩まずに思いっ切り頭を切り替えることができるので、かえって移行しやすいのかもしれない。

苦労してでもQwertyからDvorakに移行したいと思うのも、やっぱり新下駄配列に移行してすごく快適に日本語入力できるようになったからで、同じように英文でも指のストレスをなくしたいという思いからだったけれど、日本語入力と違って直接入力の場合はQwerty前提で決まっているルールが多く、かな入力のようにスッと切り替えが難しいというのを改めて学んだ。

Dvroakが快適に打てるのは事実ではあって、移行したいと望んではいるものの、新下駄配列に移行したときのように、打鍵数が超減るとか、かなで思考できるというような大きなインパクトがあるわけでもないので、どうしてもQwertyベースのしがらみと折り合いをつける部分ですぐQwertyに戻してしまう。

特にVimは自分にとってかなり長い時間をかけて習熟して手に馴染んでいるだけに、これをQwertyベースからDvorakに移行するのはとても時間がかかりそうな気がする。(VimVim本体だけじゃなくて、Visual StudioVSCodeVimプラグインなどであらゆるところで「Vim化」して使っているので、キーバインドの変更に手間がかかるという足枷もある。)

コロナ禍での外部刺激の変化と行動の変化

最近自分は毎日Notionに日誌のようなものをつけていて、そこで日々の思考整理や思考実験をしているのだけど、ちょっと最近のコロナ状況下で、自分が気付いていない間に変わった思考原理の変化があったのでメモしておきたい。

先日自分は大学の卒業制作を見に行く機会があったのだけど、ふとそのことについて日記をつけていると、こういう展示を見に行くという行為自体がすごく久しぶりなことだということに気づいた。

思ってみれば2019年とその前は、多くの展示会が身の回りであっていて、アート展だったり発表だったりをよく見に行っていたし、設営の手伝いに行ったりもしていた。思ってみれば今年はそういう機会はすごく少なくなってしまった。

そのことで、自分自身の行動原理自体、大きく変わっていると思うのだけれど、実は気付かない間に、そういうものから受けていた刺激によって触発される、自分の興味の方向性自体もだいぶ変わっているんじゃないかということにふと気づいた。

自分は今までアート展を見たりした後に、触発されていろいろ書籍を買ったり、自分自身の創作活動のベクトルを少し変化させたりしてきた。でも今年はそういう機会自体が少なく、どちらかというとSNSの情報や書籍の情報によって自分の行動を決めていたように思う。

そういう意味で多分一昨年までと最も大きく変化したのが外国人との関わりで、今までは直接外国人と触れ合う機会が多少はあったのが、今はSNSやインターネット、書籍を通じてだけコミュニケーションをとっているなぁと思う。そうやって考えている最中に気付いたのだけれど、実はそのこと自体は今も前も全く変わっていなくて、コロナに入る前もGithubやArtStation、SketchFabなどを通じて外国人と交流していたことに変わりはないし、その過程で自分は正直、外国人と日本人を区別することも、何言語でコミュニケーションをとっているかすらもあまり意識することはなかった。自分はそのこと自体、考えてみるとすごく驚異的なことだと思っていて、いかに情報通信技術がもともと高度な水準にあって、それに下支えされてこのコロナ状況下のコミュニケーションができているのかということに今更気付かされた。

この観点で、自分たちはホントに知らず知らずのうちに不思議な環境に身を置いて適用して生きているんだなと思った。特にSNSWebサービスの進化はすごく早くて、そういうサービスが出たときはいろいろと意識して選択したりしているものの、一度使い始めると空気のような存在になってしまって全く意識することがなくなってしまうのだなと、今回思考整理していて改めて気付かされた。

なので、一見コロナの影響でインバウンドが減って、外国人との交流は全くなくなったかのように思ってしまっていて怖くなったけど、実情は全くそういうことはないし、自分個人的には今まで以上に今年は外国語についての興味はすごく高まっていて、例えば今年になってやっと中国語のピンインが少し読めるようになったりと、本当に知らず知らず外国との交流はあるし、もうもはや外国と国内を区別して考えることは全くといっていいほど、自分自身についてはなくなっているなと思う。よく考えたらコンビニとかにも海外産の商品や原材料はすごくたくさんあるけど、もうほとんど意識することがなくなっているのと同じことかもしれない。

こういう、外国と日本の区別をほとんど自分がしなくなった背景には、身の回りに実はコロナ状況下でもたくさん在日外国人がいて、その人たちがすごく日本語も母国語も達者で、日本人と全く区別することなくコミュニケーションをとれてこれてきたというのも大きい気がした。正直いままで書いたようなことを考えるまでは、その人たちの存在について、全く日本人と区別して考えてこなかったし、去年と今年のような異常な状況下でもそうした在日外国人の人たちが普通に身の回りにいてくれるというのは、とても有り難いことだなと思った。

……ということで、ちょっと長くなったけど、コロナ状況下で自分を取り巻く環境は様変わりしつつも、実は形を変えて今までのような刺激もコミュニケーションも存在し続けているんじゃないかと思う。もちろんその変革によって変わっていくこともたくさんあると思うし、自分のなかの外国人と日本人の区別の希薄化のように、忘れられていく感覚もあると思うけど、意外に人間って器用に環境に適用して生きている生き物なんだなと思うので、そんなに不安に思うことは実は少ないのかもしれない。

新下駄配列練習159日目: B到達

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さて、最近はもうQwertyを英文を打つことにしか使わなくなって久しいのだけど、久々に速度を測ってみたらSpeedが平均180くらいになっていて嬉しい限り。

ここ一ヶ月でまた速度が伸びて、こんなに文字通り自分の右腕として新下駄が馴染んでくれるとは予想してなかったので嬉しい。

最近はもう仕事でメモをとるときもメッセージを返すときも何も迷わず新下駄配列で打鍵して、よほど緊急で返さないといけないものだけQwertyで打っているので、その常用度合いが自然と速度面にも出てきた感じだと思う。

新下駄についてはこのブログで既にいろいろ書いているのであえて書くことはあまりないのだけど、改めて、思考を日本語でしてそれをそのまま打鍵することのできる楽しさを実感している。

スマホではフリック入力があったので随分前からそうなのだけど、パソコンの打鍵ではそうではなくてあくまでローマ字打ちをしていたので、それが自分にとっては長い間小さなフラストレーションとなっていて、自分自身を自然と文字入力から遠ざけていた。

でもかな入力(新下駄配列)を常用するようになってから、デュアルキーボードを導入したことも相まって本当に思いのままに自然体で文章をパソコンに向かって書くようになって、大きく自分と文字入力の関係性は変わったと思う。

それまで自分の思考の多くは、どこにも残されることなく、整理されることもなく、ただただ消えていくだけだったものがとても多かったけれど、毎日自然と文章入力に向かうようになって、自分の思考はすごく整理されて感じていて、とても毎日穏やかな気分でいれるようになったと思う。

また、その思考整理ツールとしてNotionに出会って、全てをNotionに書いていくようになったのも大きいと思う。自分がかな入力に真剣に向かうようになってから、そうした自分の哲学を支えてくれる素敵なツールや作品、書籍に自然と出会えるようになって、とても嬉しいと思う。

……さて、ちょっとポエムっぽくなってきたので駄文はこの辺にするとして、とにかく自分が自分を自然に表現するために使っている道具が、慣れていくにつれて効率よく高速に使えるというのは本当に心地よい。

最近夜一人で文章を打っている時間が一番幸せな気がしていて、その時間に多くの大事な決断をしてきたので、やっぱり自分が一番向き合っているものを改善していくというのは大切だなと、改めて思う。最初の一週間と一ヶ月が一番辛くて何度も使用を中止しそうになったけど、そこで練習をやめなかった自分に感謝したい。

Dvorak配列練習20日目: Programmer's Dvorak

さて、本当に少しずつだけ練習しているDvorak配列だけど、本格的に練習して一週間近く経ったのもあり、だいぶ慣れてきた。

とはいえまだ全然打てなくて全く実用レベルではないのだけど、英字部分についてはもう違和感がなくなってきたのもあり、本格的にProgrammer's Dvorakに切り替えていくことにした。

(配列表は http://programmer-dvorak.appspot.com/ より引用)

配列はこの通りで、通常のDvorakとの違いは記号と数字。とはいえ多分よほど上達しないかぎりプログラムは当分Qwertyで書いていくし、Vimとの相性問題もあってDvorakを実践投入するのは随分先になることが予想されるのだけど、早いうちに慣れておくのに越したことはないと感じた。

ただ英文を練習する題材に困っていて、自分思考するときに英語が頭に浮かんでくることはほとんどないので、実際こうやって文章をただたれ流しにしていても大して英文の練習にはならない。

自分Dvorakは英語でしか使わないと決めていて、日本語は新下駄配列で打つので、正直練習するタイミングが、何か検索するときにURLの最初の数文字を打つくらいしかなくて困っていた。ちなみに繰り返しになるけど仕事で書くコードは当分Qwertyで、まだDvorakで書いてみようという気はさすがに起きない。

で、せっかく家で英文の練習をするなら、やっぱコードの写経かなと思って、英字新聞の写経でもいいけどあんまり気乗りしないので、せっかくコードを練習するのであれば、通常のDvorakではなくてProgrammer's Dvorakにこのタイミングで移行しようかなと思った次第。

とはいえ、やっとさっきやまぶきRの配列書いたばかりで、Mac用のKarabinar Elementsはまだ通常のDvorakなので、最近Macでの作業率が高いことを考えるとまだ実際に使い出すのは先になりそうな気がするなぁ……。

drive.google.com

新下駄+DvorakP.yab · GitHub

とりあえず奇数の数字は左手、偶数は右手とだけ覚えておけば当分はなんとかなるだろう。しばらくは気長にいこう。とりあえずやまぶきR用設定ファイルだけでも書けてよかった。

多分本格的な練習を始めてから一ヶ月くらいが配列練習の踏ん張り時だと、経験的に感じるので、今がDvorakは耐え時かなと思う。でも、新下駄配列との出会いが自分と文章入力との関係を激変させるインパクトを持っていたように、普段常用するものに最大の投資をするのは大きなリターンや思考の変革をもたらしてくれると信じているので、頑張って練習していこう。

Dvorak配列練習14日目: 練習本格開始

さて、以前から新下駄配列の練習というか常用をしていることには変わりないのだけど、とても新下駄配列が手に馴染んできて文章入力が楽しいこともあり、以前から手を付けたかったQWERTYの置き換えに挑戦することにした。

14日目以前の経過 - iPad設定と暗記

適当に今日が14日目としているけど、実際は年末から少しずつ準備自体はしていた。

1日目はまずiPadにGboardをインストールすることから始めて、iPadで検索するときだけ少しずつDvorak配列に目を慣らした。

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7日目くらいまではそれしかしてなかったので配列を覚えたりとかは全くしてなかったし、PCへのインストールすらしていなかったのだけれど、ふと実家帰省中の新幹線で暇だったので配列を暗記して、乗り換えた高速バスのなかで脳内タイピングで実際の配列と指の感じを初めて合わせた。

ちなみに暗記に使ったのは次の画像。境界面がわかりやすかったので、脳内タイピングに適していた。自分バスでは文字を見ると酔いやすいので、暗記自体は新幹線で、バスではたまーに確認した感じ。ほとんど語呂合わせで覚えたのを左から読んで脳内で復元したりしてた。

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Dvorakを実際のキーボードで打ったのはその次の日の8日目が多分初で、Windows PCにやまぶきRに新下駄配列と一緒に使えるyabを作ってセットアップした。

それからは10日目くらいにKarabinar用をインストールして、14日目の今日やっと新下駄配列と統合しつつ記号のJIS対応をしたバージョンを設定して、今はそれを使ってMacBook Airで書いている。

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funatsufumiya.hatenablog.com

なので、実際このブログ記事は新下駄配列+Dvorak配列で打っていて、ほとんどアルファベットが出てこないので9割方新下駄という感じ。

Dvorakを選んだ理由

これが相当悩んだのだけど、ちなみにかな配列のときは、まずJIS配列、次に親指シフトNICOLA)、そして薙刀式、最後に新下駄配列と、少しずつ移行期があった。正直ポメラを持っていたのもあってNICOLAで落ち着きたかったし、その次にトライした薙刀式のときはもう配列を変えることはないだろうと思っていたので、最終的に新下駄に落ち着いたのは自分的には予想外ではあった。

で、なぜDvorakかというと、実は最初はEucalyn配列にしようとしていたVimとの相性を考えてEucalynがいいかなと思っていたのだけど、どうせ困ったらQWERTYに戻せばいいし、日本語は新下駄で打てるのだから、英語の入力効率が一番良くて楽しい、さらにいえば最終的にプログラミングにおける打鍵が楽しくなる配列にしたくて、Dvorakを選んだ

多分当分の間は、新下駄もそうだったように実践投入することはないので、Vimキーバインドをどうするかはそのときになって決めようかと思っている。最終的にはProgrammer's Dvorakにしたいと思っているし、Symbolキーを定義した派生版もいいんじゃないかと思っている。ひょっとすると、もういくつかレイヤーを定義して、そのレイヤーでVim用のキーバインドを定義するという手もあるかもしれないし、DvorakユーザーにもそこそこVimmerがいるっぽいので、多分移行しようと思えば問題なさそうという楽観的観測。

つまりまとめると、新下駄で日本語入力は事足りているので、英語の打鍵、コードの打鍵を楽しくしたいという単純な思いからDvorakにした。

よってDvorakローマ字入力することは一切ないので、ローマ字の練習は特にしないと決めているし、IMEがオンの間は新下駄に切り替わる。なのでしばらくは外来語の頭字語と英語の入力だけをDvorakでしていき、本当に慣れてきてある程度高速打鍵できるようになったらプログラミングにも少しずつ投入する考え。

Dvorakの第一印象

まだ全然流暢に入力することができないので第一印象でもなんでもないのだけれど、思ったよりブラインドタッチ自体は簡単だった。覚えるキーの数は新下駄に比べるとものすごく少ないのでそりゃそうだ。

ただブラインドタッチができるのと早く打てるのは全く別の問題で、例えばDvorakQWERTYという文字列を打つこと自体随分ゆっくりしか打てない。これは多分これから慣れていればぐんぐん早くなるんだろうなと思う。

今のところ打ちにくいと思うのは lsとgh くらいで、ls は右手薬指と小指なのでアルペジオはしづらいわけでもない。ghは頻出する割にすごく打ちづらいのでどうにかならないかな……。Lが出現頻度の割に遠いのもちょっと辛くなるかも。それ以外の単語はごく一般的な単語しか打っていないものの、どの単語もそんなに引っかかりを感じる単語はほぼないので、慣れると楽で早くなりそうな予感はする。

ただちょっと残念な気がするのは、ローマ字入力からかな入力に移行したときのような驚きはないというか、特に他の英語配列に比べて全く異なる概念があるわけではないので、これから慣れるプロセスは多分結構地味なものなのだろうなと思う。まだまだQWERTYに切り替えたいなと思っちゃうし、Dvorakにして人生が変わったと実感できる感じでは全くないので、ホントこれからという感じ。

そもそも自分、コードを書くとき以外はほとんどアルファベットを打たないし、書くとしてもMacとかWindowsとかみたいな単語ばっかりなので、新下駄のとき以上に練習する機会をあえて設けないとなかなか上達しないかもしれない。

とはいえ、最終的なポテンシャルはものすごく高そうな予感がすごくしているので、これからが楽しみ。何よりQWERTYなしで全ての文字が打てるようになったことがとても嬉しいので、本格練習初日としては十分な喜びかも。

個人的には、この文章を最初から最後までQWERTYなしで打てたという事実が、何よりもすごく嬉しい。かな入力の練習をし始めたときの自分に教えてあげたいくらいの大進歩かなと思う。こんな感じで新下駄と同様にDvorakもスムーズに打てるようになるといいんだけどな。

ブログ記事自体、前にQWERTYで書いていたときはこんな楽しく書いていなかったし、こうやって自分がリラックスした状態で思い思いに文章を紡いでいけること自体、配列を変えた効果はすごくあったと思う。この楽しさが、コードを書くときにもきっと生まれるようにと信じて、少しずつ練習していきたいな。