しさくろく

試作録、思索録、詩作録、…etc

初めての坐骨神経痛と作業環境改善

先日入退院して、副腎不全自体は通常の状態にすぐに戻って一安心したのだけれど、寝込んでしまったことがきっかけになってか、初めて坐骨神経痛というものが出て歩きづらくなってしまって、まだ治ってはいないのだけれど、気付きがいろいろあったので記録として残しておこうと思う。

最初は身体が弱ってるだけなのかなーと思っていて、日によって症状は強くなったり弱くなったりするのだけれど、共通しているのは下半身のだるさと突っ張り感。しばらく歩いていると痛みが強くなって、少し休むとまた歩けるようになるという感じ。

数週間続いたのでさすがに整形外科に行って、臀部の痛みなどを総合して、坐骨神経痛と言われたのまではよかったのだけれど、問題は原因がなにか。

思い当たる節はあって、スタンディングデスクが原因だとすぐに感じた。また、床座りが多かったのもたぶんよくなかった。

リモートワークでの運動不足を軽減するために、ハイデスクとハイチェアを使っていて、思い返してみればそれ以来、今ほどではないにしても脚の疲れと臀部の痛みは感じていた。たまにスタンディングで立ったまま作業していたのも、今思うと逆に神経痛を悪化させていたのかもしれない。

元々ハイデスクはあまり身体に合っていないと思いつつも、引っ越し続きで什器を移動させるのが面倒でそのままになってしまっていたので、今回のことを期に、デスクは以前と同様の昇降式(念の為にとってあった)に戻して、椅子はデスクチェアにした。

ちなみに自分はここ何年かデスクチェアは使っていなくて、いわゆるバランスチェア(スツール的な振り子式)を使っていた。それはそれで体幹を鍛えてくれてとてもよかったのだけれど、今回は神経痛の原因になっていたと感じたので、一周回ってデスクチェアに戻した。

体幹を使った座り方が今はできるかなというのもあるし、それと、以前はデスクにキーボードとマウスを置いて、ついつい前のめりになって作業してしまっていたのを、今は下図のようにアウトドアチェアや楽器用スタンドや大きいワイドモニターなどを駆使して十分に距離を置いて作業しているので、昔ほど背中や首や腰にくることはないと思いたい。

この環境改善が効果があるかどうかは数ヶ月後にならないとわからない気がするけど、今回はとにかく初めての坐骨神経痛で、生まれてはじめてうまく歩けないことの辛さを実感したのと、スタンディングやバランスチェアの弊害を感じた。

これを機に、一日でもいろんな座り方や立ち作業などを時間によって変えてみようかなと思っていて、今後は、身体の一部に負担をかける姿勢を続けるのはできるだけ避けようと思う。